前作オリジナルアルバム「ark」、「ray」がいささか消化不良気味だったばんちょにとって、「SMILE」はとにかく格好良さと可愛らしさが奇妙に同居してる作品です。
バンドがソロ活動したあとにまた一つになって作り上げる作品と言うのは、今まで聞いててぎこちない作品が多かったのですが、格好良さだけをここまで見事に吸い上げたのはラルクさんならではです^^

以下は曲評
接吻:漢字タイトルの時ってとてつもなく大きなメッセージが入ってる事が多いのですが、例外なくこの曲にも入ってます。
久しぶりのオリジナルアルバムの第一声が「接吻を交わそう」って、ファンの女の子はそれだけでやられちゃうんでしょうが、ばんちょは男の子。やられましたw

READY STEADY GO:先行シングル曲。瞳の住人もそうなのですが、シングルのC/Wのケンちゃんバージョンが「kenで〜す」って歌ってるんですよ。ライブでは4人がそれぞれパート分けて歌ってほしい。
そして「kenで〜す」をやってください(←曲評じゃないじゃん)

Lover Boy:READY STEADY GOのギターの余韻を味わって休憩する間も与えないこの曲。高速ドライブ中は最高の1曲です。
kenちゃん作詞作曲。S.O.A.Pバージョンもいつかは期待したいです、個人的に。

Feeling Fine:乾杯ラガー、ラガー、いぇい!なドラムではじまります。(ここで、いかりやさんに合掌)
休日の昼間に多摩川河川敷で聞きたい感じの曲です。

Time goes on:見事にFeeling Fineから繋げてきてます。聞く時間のシチュエーションという意味ではこれはちょっと日が暮れてきた時に聞きたい切ない系の曲なのです。

Coming Closer:映画のショートフィルムを見ている気分になる曲とでも言うのでしょうか。聞きながら目を閉じて映像を感じるときっとそんな感じになれると思うんです。試してみて下さい^^

永遠:男の子ばんちょとして、共感するメッセージが多分に含まれています。
「君にはいつも沢山の愛 注ぎ込んであげたいよ 今、永遠を願う」
現在そのような方はいませんが(^^;)、いつかは〜!!って思いながら聞いてます。

REVELATION:42ヶ月って何だったかなぁ?って思ってずっと聞いてますが、狭いライブハウスで聞きたいです、この曲は。

瞳の住人:カラオケで歌いたいけど歌えない曲のアンケートをばんちょより年下の年代に聞いたときにおそらく1位になると思われる先行シングル曲です。
2回トライしましたが、「一つの風景画の中」は歌えません。
あれを歌えるキーの高さにすると通常が低すぎて歌えなくなります。

Spirit dream inside:よく考えたらこれも先行シングル曲。
ファイナルファンタジーの映画で歌われてます。
この曲をラストに持ってきたのは、「ブランクなんて感じさせてないだろ?」って言う事なのでしょうか?
何はともあれ全9曲、どれから食べても美味しいアルバムでした。

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